着物オートクチュール

帯

着物と同様に、図案や配色、レイアウトをご一緒にお話しいたしながら、加工を進めて参ります。
染めの帯、織りの帯、ともに季節に応じてお創りいたします。

シンプルな訪問着

舞台に上がる機会や、パーティーに着て行かれる着物をご検討くださいましたお客様の着物です。

今までは、さらりとした明るめの地色が多かったのですが、今回は、地色を濃く深い色合いをご所望でした。

いろいろとお話ししました結果、地色の濃紫紺に、一部黄味のボカシをアクセントに加え、蔦の模様は、さらりと色数少なく仕上げました。

産着

可愛らしい女の子のための産着です。
シボが大き目の生地を、甚三紅と浅葱色の段ボカシに染めました。

柄模様は、おめでたい宝尽くしです。
上半身は無地感覚ですので、後ろの家紋と胸の“松喰い鶴”や“蓑亀”の紋様が、祝いの重厚感を醸し出します。

七歳の着物

小学校に入り、チャレンジすることが増え、ますます成長が楽しみになる7歳のお祝いの着物です。

夏の着物

もともと緑系がお似合いになるお客様でした。

地色は明るめのウグイス色と鼠色とでタテボカシに染めあげました。
模様は、船と波。
オリジナリティーある地色に、サラリと白の模様で、涼やかさが出るようにしています。

付下調ですが、帯などとのコーディネート次第で、幅広いシーンにお召しいただけます。

誕生花の帯

着物（訪問着）にも登場しました“ブバルディア”を図案化して表しました。

ブバルディアの花言葉は「親交」、「空想」。
「空想」豊かなお客様のアイデアで、模様はワンポイント的にお太鼓の下方からタレ先に続くようにしています。前帯の方にも、ワンポイントで入ります。

図案化した花模様は、具体的な花名が連想されず、季節を問わずご利用いただけますので、楽しみが広がります。
1点のみお創りする贅沢な織りの帯です。

母娘 誕生花の帯

こちらの帯には、3種の花模様をあしらいました。

お母様と2人のお嬢様の誕生花を図案化し、模様に入れました。
ヨーロピアン調の段模様の間に、3つの花模様が並ぶデザインです。
花は右から“デージー（雛菊）”、“キンセンカ”、“オキザリス（花片喰）”。
配色は、明るい地色に、青磁の濃淡を合わせました。

花言葉は「美人・無邪気」、「健やかな人」、「輝く心」と、どれも素敵な言葉です。
お母様の想いと遊び心が込められた帯。ご家族で末永くご愛用いただきたく存じます。

※画像の左側は、前帯部分で、横半分に折って使用されます。右側はお太鼓です。

誕生花の花紋様

誕生花は、1年365日の中の、その日その日の誕生日を象徴する花のことです。
あなたの誕生花は、どのような花でしょう。
万葉烏梅染しぎやでは、その誕生花をデザイン化し、個性ある“ご自分だけの花紋様”をご提案しております。

※使用した花のデザイン紋様は登録し、お求めいただきましたお客様にのみ、ご利用が可能です。

あなただけの着物

誕生花の花紋様を着物に配して、あなただけの着物をお創りいたします。

あなただけの帯

～織りの帯～
縦糸と緯糸との組み合わせから成る紋織りによって、デザイン化した花紋様柄の帯を織り上げます。
歴史ある京都西陣において、あなただけの花紋様の帯をお創りいたします。

～染め（手描き）の帯～
染帯にも、紋様をお入れしてお創りします。