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帯の準備  [2020年03月16日]
先日 染替えた 古い袋帯が仕立て上がってきました。
 
新しく仕立てた帯を、お出掛けの日に初めて出して締める~というのは ちょっとコワいです。
 
特に袋帯は、体に ふた巻きする部分は二つに折って使用しますが、
仕立て上がったばかりの帯は、折り線がなにもないので張りがあります。
帯の良し悪しにかかわらず、はじめは折りあとがないので、なんだかんだ巻きずらいのです。
私は1cmほど巾出し(ぴったり半分に折るのではなく、見える側を少し巾広くして折る)をして使用しますので、なおさらです。
 
ですので、使用する前に、体に ふた巻するくらいの分、二つに折ってならしておきます。
帯の折りならし202003
 
この帯は、母が若い頃に使用していた帯。
時代を感じる緞子(どんす)の生地ですが、少しでも軽く使用したいので、中の芯は薄めにしました。
しょっちゅう出番があるわけではないでしょうから、こういう準備の時間は、この帯と向き合う貴重な時間。
「どれくらい軽くなったかなー」 とか、「最初にどの着物と合わせようかなー」などと、いろいろ考えながら、手先の方を 二つに折っていきます。
 
この帯は、一度折ったら すぐに使いやすそうになったので、通常のたたみ方になおして、タトウ紙にしまいましたが、しばらく置いておいても良いですね。
しかし、箔加工のされた部分など、折らないほうが良いと思われるものもありますので、一般的に、帯を折ったままのかたち(写真のように)での長時間の保管は避けます。
よくお召しになる方は、経験や慣れで、ご自身の方法でされると思いますが。
 
古い帯の染め直し
作業をしながら まじまじと見ると、染替えする前、「私にはありえない…」と感じた鮮やかなローズの色の彩色部分も、その周囲と一緒に暗く落ち着いてくれてたのを実感します。
 
ほんと 染替えて良かった…。
 
タグ:染替え
Posted at 09:55