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着物の染み抜きでリフレッシュ  [2018年08月23日]
昨日の午後は、自宅にて用事をしていました。
 
その用事は わりと早めに終わったため、いまだー!とばかりに、着物の衿のお手入れを。
着用後、しばらく手入れをしておらず気になっていた着物が何着かありましたので、今しかない!と。
 
着物のほとんどはパールトン加工をしていますので、このようなお手入れもパールトーンさんの方へお願いすればよいのですが、
自分の着物については、時間があるときには自分でやることにしています。
 
特に衿のところは、着物を着る途中によく手で触れたり、ファンデーションがつくことでシミができやすいので、要チェックですね。
このような油性のシミは、ベンジンで取る方が多いかと思いますが、着物にパールトン加工をしていますと、よりシミも取りやすいと思います。
着物染み抜きセット  
 
こちらは、自宅での簡単シミ取りセットです。
 
ベンジン、容器(シミ取りをしている最中にベンジンをいれるところ)、
ブラシ(こちらは馬の毛)、布
といった内容です。
どれも比較的揃え易いものばかり。
 
ブラシはネットでも購入できますが、ご用意がなくても布で代用できます。
ベンジンは薬局で販売しています。
 
ただ、ベンジンはわりと量を多く使用し、作業するお部屋の窓をあけるなど、しっかりとした換気が必要です。
 
染み抜きは、当店の「着物勉強会」の中でも皆さんと一緒にしてみたり、また実演などもよくご紹介しますが、ご自分で結構染み抜きをなさる方と、全てお店にお願いします! という方に、わかれます。
 
シミの内容や、生地により状態は様々なため、積極的にご自分で作業することをおすすめすることはありませんが、ただ、他の分野のことと同様、染み抜きの技術も、回数を重ねるたびに、上達してくるようです。
 
私個人的には、自分の着物の衿の染み抜きや、半衿の縫いつけは、黙々と作業に没頭し、頭を空っぽに出来る時間?になるので、結構好きなのです。
 
今回も、数着分のシミ抜きをして、気分リフレッシュ!
 
そしてその後は、涼やかなお菓子で ほっと一息です。
 
涼観水_201808
 
 
本当に美しい和菓子。
贈物でいただきました、源 吉兆庵さんの"涼観水"です。
紅葉や金魚が漂う様子が形づくられた錦玉羹、まさに芸術品。
 
ベースの水色羊羹を際立たせたく、濃い色のマットを敷いてパチリ。
 
これにナイフをいれるなんて!
と、切るまでに相当時間がかかってしまいました。
ベースの羊羹はライムとレモンの風味で、甘く爽やかなお菓子。
涼を贅沢に感じる素敵なティータイムとなりました。
 
ちなみに下に敷いた濃茶色のマットは、ずーっと以前に身内が着用していました紬地です。
濃い色ですと、明るい色の器や料理が映えるのと、また 黒まではいかずに濃い色を敷きたいーという時に登場させます。
別の色の共生地で、リバーシブルにしたもの。
 
しかし、ここまで涼やかなお菓子でしたら、下のマットには、絽の生地も良かったかな~
なんて、今 思いました…。
 
 
Posted at 15:14