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お茶会の着物はケースバイケース  [2018年07月23日]
前々回につづき、先月開催いたしました『キモノおもてなし展』でのお話しです。
 
この夏、何度か お出掛けを予定していらっしゃるK様からのご相談。
 
すでにお持ちの着物は、夏の定番ともいえる、"藍"や"白"系の色なので、もっと"色み"のあるものを試してみたいとのことでした。
 
K様からは 数年前に、身内の方が残された着物や帯のお直しをいろいろと受けたまわりました。
その中に、夏の着物が数点あり、K様にもお似合いになる、藍色の着物と 縞柄の白の着物は、洗い張りと仕立替えだけでしたが、その他1点は、色抜きをして、明るい"白ネズ"の色に染め替えたのでした。
 
「夏は着物を着ない…」とおっしゃっていましたが、これをきっかけに夏の着物デビュー!
その後、どの着物も しっかり出番があり 夏の着物を楽しんでいらしたK様ですが、そろそろ「寒色系の着物+白の帯」といったスタイルに変化をつけたいー と思われたのでした。
 
理想は、色みがあって、カジュアルな感じにしたいけれど、きちんとした装いにしたい…。
 
そこで すぐ浮かびましたのは、紺系、茶系のボカシ染めをした八寸名古屋帯。
そして着物は 柄の入った小紋をあわせたり、小千谷ちぢみ をあわせてみたり…。
 
 
いろいろご覧いただききました結果、今回、着物は 大島紬に なりました。
 
夏大島と八寸_fes2018 
 
 
明るめの路考茶に染めました夏大島です。
 
上品にK様の個性が引き立ちます。
 
 
この夏のK様のご予定は、
夜のパーティー、ランチ会、お茶会、舞台鑑賞などなど。
 
K様は 茶道はなさっていませんが、
お茶会とは、どのようなー?
 
伺いますと、
その日は、お友達と料亭でランチ会があり、その後に、ホテルのお茶室でお茶会体験をされるとのこと。
 
せっかくなので、今回の着物と帯でランチ会にお出掛けしたいけれど、お茶会での装いが気になりますね。
 
お茶会体験といいましても、実際のところはどのような会なのでしょう。
 
紬に八寸帯といった今回の装いは、通常、お茶会に行く場合には おすすめしません。
しかし、今回のような"お茶会体験"ですと、初めての方やホテルを利用する方を対象にした、気軽な体験イベント的な会である場合も。
 
念には念をいれて、K様のお友達に問い合わせていただいたところ、ホテル企画の体験イベントとは違い、
お知り合いの茶道の先生と その社中の方々がお客さまをおよびして開催する「ゆかたざらい」の会とのことでした。
 
かたちとしては、暑い夏に浴衣でおこなう、内々のお茶会ということですが、
先生いわく、とにかく、素敵なお庭を眺めながら、美味しく楽しく過ごしていただければ、それで嬉しいの。
着物姿でいらしてくださるなら、どのような装いでも大歓迎です!とのこと。
 
招かれた側が、気楽に、そしてとても楽しみに行くことのできる会であることが、先生のお返事でわかりました。
 
聞いておいて良かった!
 
 
どうぞ、素敵な夏をお過ごしくださいませ。
 
 
 
 
Posted at 16:34