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お水取りと椿  [2018年03月01日]
今年も、奈良 東大寺二月堂の修二会が始まりました。
 
一般に“お水取り”として知られる修二会は、752年(天平勝宝4年)に創始されてから一度も絶えることなく行われている伝統儀式だそうです。
 
期間中のお松明、お水取りの儀式には毎年ものすごい数の見物客で賑わうようですが、東京ではあまり紹介されませんね。
 
今年も、奈良の店主の同級生の方が、「お水取り始まるよ~」とご連絡くださり、
 
萬々堂_糊こぼし箱2018
 
 
萬々堂さんの『糊こぼし』を送ってくださいました。
 
 
 
 
お水取りの間、二月堂の須弥壇の四隅には、早春の花である椿の造花が飾られるそうですが、
 
この椿の造花は、楮の手漉き和紙で、紅花で染められた花びら、そしてクチナシで黄色く染められた花芯とでつくられる、とても高価で貴重な造花。
花の美しい赤の色は、紅花色素を沈殿させた“艶紅”を塗り重ねていった色。
この美しい艶紅を出すためにも月ヶ瀬の烏梅が利用されているということは、草木染で有名な吉岡幸雄さんの長きにわたり取り組まれていらっしゃる活動から存じ上げていました。
 
この修二会で納められる椿の和紙は、京都 染司よしおかの5代目当主、吉岡幸雄さんによって染められ、その和紙を使って毎年短時間の間におよそ400~500個がつくられるのだそうです。
 
 
そして、 
この行事が過ぎると奈良にも春が来るといわれるのですね。
 
 
 
糊こぼし201803
 
行事にちなんで、この時期 椿の花をかたどってつくられるのが、こちらの生菓子、
萬々堂通則さん糊こぼし。
 
色鮮やかで美しく、丁寧な甘さで本当に美味しい。
 
 
素敵な春を、一緒に迎えさせていただけるんだなー、
と、とても明るく嬉しい気持ちになります。
 
 
 
 
 
 
 
テーマ:お茶の時間
Posted at 11:31