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2月の万葉着物教室  [2016年03月09日]
遅ればせながら、2月は アドバンスコースの「二十四節気」でした。
 
飛び入り参加のYさんも加わって、参加頂いたのは4名の方。
 
 
「啓蟄も済み、もうすぐ春分ですね。」
 
こうした「啓蟄」「春分」ですが、私達の生活の中で何気に使われていますがそれではそもそも何なのか?
と言った事から授業はスタートです。
 
農耕民族である日本人にとって、当初中国から取り入れられた暦法「太陰暦ー月の周期による暦」は 実際に感じる四季とズレが生じてきたことから、日本では、重要な太陽の動きを基にした暦ー太陽暦の要素を取り入れた独自の暦が利用されました。
皆さまもご存じのとおり、二十四節気とは、一年のうちで太陽が一番高い日を「夏至」、低い日を「冬至」そしてその間を「春分」「秋分」として、一年を二十四等分したものです。
 
現在では一年365日、一ヶ月が29~31日とした認識で毎日を過ごしていますね。しかし、この二十四節気は季節の移ろいを感じさせるもの。「節季」ではなく、「節気」と書くのは「気」が動くので暦も動くと考えるからで、単なる数字としての暦ではなく、私達のバイオリズムに訴えるものであるわけですね。今でも二十四節気を私達が折に触れ使うのは、「感じる」ものだからです。
 
「着物」は柄行や素材で季節を感じさせる物が多いです。着ている人はもとより、見る人にも「風」や「空気」を感じさせるものが、心地よさを与えると思います。
 
では、一年の節気の流れに沿いながら衣についてー。
 
今の時期ですと、寒いけれどもう春・・・。コート?羽織?道中着?
悩むところですね。
前が閉まったコートや道中着では重たく見える時もありますね。
コートも春らしい軽やかなもの、単衣のものがあるとお出かけしやすくなります。
 
と、ここでいくつか実物をお持ちして見て頂きました。
例えば 4月頃から使える「紗」の羽織。
 
皆様、興味津々。
まだまだ春の説明の途中ですが、あれこれと気になって盛り上がっております。
 
「あら?紗は分かったけど、絽ってどんなのだったかしら?」
 
もちろんございます。
 
絽の反物をお持ちすると、触って、透かして見て
「なるほどねー」
 
ただ、素材だけで季節感がでるわけではありません。
柄行、色味もまた大事。
真夏に薄い色・・・も良いですが、時には濃い色の絽の着物の方が涼しさを感じさせることもあったり。
 
あれこれ盛り上がっていると、あっという間に時は経ち、ここから急いで 夏、秋、冬の説明を終え、そろそろお時間です・・・。
皆様、いつものように熱心に聴いて頂き、「お疲れ様でした」
 
 
本日のお茶は「寛永堂」さんの黒豆茶です。
2月は豆まきの月でもありましたので、豆にちなんで。
 
今回は寛永堂さん尽くし。お菓子は「まろのおみた」という、中にみたらしのたれが入ったお餅です。
そして上品な甘さの和三盆のお干菓子は「京楽寿」。
 
こちらの黒豆茶やお干菓子は、ずっと以前、教室にいらっしゃる方々に教えていただき、当店から自転車圏内の目白駅にもお店がオープンしたことを知った主催者が、よりよく利用させて頂いているのです。
 
 
 
お茶を飲んで頂くと、おかめちゃんがこんにちは!
 
 
 
 
 
今回も、とても楽しい教室でした。
ご参加下さいました皆さま、どうも有難うございました。    <by staff Y>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Posted at 21:32