店主こだわりの生地、模様、柄を取り揃えてお待ちしております。着物購入後のクリーニング、シミ抜き、そして洗い張り、染め替え、仕立直しなど、【万葉烏梅染しぎや】は丁寧なアフターケアにもご好評いただいております。

お問い合わせ
   

万葉烏梅染しぎやのブログです。お店のことや、お越し下さる方々との素敵な出来事など、ご紹介いたします。

7月の誕生花の帯/着物オートクチュール  [2015年07月30日]
8月を目前に控えたこの頃。猛暑が続きます。
一般的に学校が夏休みのため、あちこちでお子様たちのお出掛け姿を目にします。
 
世の中のお子様たちが日に焼けながら活発に遊ぶ夏。
そんな暑い季節ですが、キモノを愛する大人の女性たちも、しっかりと夏のキモノを楽しんでいらっしゃいます!
 
7月中にいくつか実施しました楽しい企画につきましては、後日ご紹介させていただきます。
 
さて、先日ブログにて、新宿 文化学園内で開催致しました「あなたが輝くキモノと絹」での様子を少々ご紹介致しましたが、今回は、その時に展示させていただいた袋帯、中でも7月中の誕生花「笹ゆり」をモチーフにお創りした帯を、改めてご紹介致します。
 
7月7日のお誕生日の方に、7月7日の誕生花である「笹ユリ」をモチーフにしました袋帯を、夏物と袷用とふた通りお創りいただきました。
 
「笹ユリ」は、名のとおり葉が笹にとてもよく似ています。
カサブランカなどの華やかなものと比べると、より日本的で凛とした雰囲気をもっているように感じます。実際、このユリは日本にだけ自生するとのこと。
万葉の花研究家の片岡寧豊さんの著『万葉の花』によりますと、笹ユリは万葉集では「さきくさ(三枝)」という名で登場するという一般的な説があるそうです。奈良市本子守町に、古事記にも登場する「率川(いさがわ)神社」という由緒ある神社があり、そこでは、毎年6月17日に「三枝祭」が行われるそうです。「ゆりまつり」とも呼ばれるこのお祭りは、無病息災を祈願する例祭で、三輪山で摘んだ笹ユリが酒樽いっぱいに供えられ、巫子さんがその可憐な笹ユリを手に優美な「ゆりの舞」をご奉納するとのこと。その後参拝客に笹ユリが授けられるそうなのですが、ユリの強い芳香が幸をもたらし、厄除けの効果があると言い伝えられているのだとか。とても素敵なお祭りですね。
 
~万葉しぎやの着物オートクチュール~
そんな素敵な笹ユリをモチーフにした袋帯は、図案化しました花紋様をその方だけに使用し(図案登録致します)、その方だけに織り上げた、たった1本の織りの帯です。
 
  
Posted at 14:50